久保田 萬寿
新潟県

久保田 萬寿

蔵元: 朝日酒造
純米大吟醸 原料米: 五百万石・山田錦 精米歩合 33%
★ 4.6
★★★★☆
編集長 丸山評価

スペック

日本酒度
+2
酸度
1.2
アルコール度数
15%
価格目安
8,000〜12,000円
味わいレーダーチャート
香り甘みキレ余韻個性
4象限ポジション
辛口甘口淡麗濃醇 爽快・キレ系穏やか・優しい系どっしり辛口芳醇・甘口

料理ペアリング

刺身(白身・赤身両方) 焼き魚 椀物 天ぷら(塩)

この銘柄のタグ

編集長レビュー

編集長 丸山
日本酒愛好家・延べ1000銘柄を試飲

久保田シリーズの中で最上位に位置する「萬寿」。久保田=辛口というイメージが先行しがちだが、萬寿に関しては「淡麗ながら艶やか」という形容のほうがしっくりくる。

香りはおだやかな含み香。獺祭のような派手な吟醸香ではなく、洋梨と若い米の香りがふんわりと立ち上がる。一口含むと、まず舌の中央で柔らかな甘みが広がり、それから縦にすっと米の旨みが伸びる。最後の引き際が早く、和食の出汁の余韻のように消えていく。

新潟の淡麗系の伝統を踏襲しながら、米の磨き(33%)と山田錦の使用で「淡麗の中の艶やかさ」を表現している。冷やしすぎると香りが閉じるので、 10〜13℃の冷酒〜涼冷えで開きやすい。

合わせる料理は、和食全般。刺身、焼き魚、お椀、天ぷら(塩)。出汁を効かせた料理との相性が抜群。逆に、ソースの強い料理や香辛料の強い料理だと、せっかくの繊細さが消える。

四合瓶で1万円前後と、純米大吟醸の中では中堅価格帯。家庭で年に2〜3回開ける贅沢として現実的な選択肢になる一本。