十四代 中取り純米吟醸
山形県

十四代 中取り純米吟醸

蔵元: 高木酒造
純米吟醸 原料米: 山田錦 精米歩合 50%
★ 4.9
★★★★☆
編集長 丸山評価

スペック

日本酒度
+2
酸度
1.3
アルコール度数
15%
価格目安
10,000〜18,000円
味わいレーダーチャート
香り甘みキレ余韻個性
4象限ポジション
辛口甘口淡麗濃醇 爽快・キレ系穏やか・優しい系どっしり辛口芳醇・甘口

料理ペアリング

白身魚の刺身 鶏の塩焼き 果物を使った前菜

この銘柄のタグ

編集長レビュー

編集長 丸山
日本酒愛好家・延べ1000銘柄を試飲

山形・村山市の高木酒造による「十四代」は、現代日本酒の象徴的存在。当主・高木顕統氏の蔵元改革によって生まれたシリーズで、流通量の極端な少なさと圧倒的な人気から、定価で買うこと自体が困難な銘柄として知られる。

中取り純米吟醸は、もろみの中央部だけを使う贅沢な作り。グラスに注ぐと、メロンや白桃を思わせる華やかな含み香が立ち、口当たりは絹のように滑らか。米の旨みとほのかな甘みが舌の上で広がり、最後はすっと消える。香り・甘み・キレ・余韻のいずれの要素も高い水準で揃っており、まさに「銘柄の完成形」と言える仕上がり。

冷酒(8〜10℃)で飲むのが基本。涼冷えに振ると香りが落ち着き、米の旨みが顔を出す別の表情を見せる。ペアリングは白身魚の刺身、鮨、鶏の塩焼きなど、繊細な味付けの和食。

定価は四合瓶で1万円台後半だが、市場ではプレミアム価格になることがほとんど。特約店との関係作りが必要な、文字通り「特別な日のための一本」。