喜多屋 純米吟醸 寒山水 55%磨き
福岡県

喜多屋 純米吟醸 寒山水 55%磨き

蔵元: 喜多屋
純米吟醸 原料米: 山田錦 精米歩合 55%
★ 4.2
★★★★・
編集長 丸山評価

スペック

日本酒度
+3
酸度
1.4
アルコール度数
15%
価格目安
1,900〜2,200円
味わいレーダーチャート
香り甘みキレ余韻個性
4象限ポジション
辛口甘口淡麗濃醇 爽快・キレ系穏やか・優しい系どっしり辛口芳醇・甘口

料理ペアリング

白身魚の刺身 焼き魚 酢の物 天ぷら

この銘柄のタグ

編集長レビュー

編集長 丸山
日本酒愛好家・延べ1000銘柄を試飲

八女で文政3年(1820年)創業の喜多屋は、ロンドンの品評会で世界一に選ばれた大吟醸でも名を上げた老舗。「寒山水(かんざんすい)」はその喜多屋が手がける食中酒志向の純米吟醸で、山田錦と吟のさとを55%まで磨いている。

香りは穏やかで、上立ち香よりも含み香で軽く吟醸の気配が漂う程度。料理の前に置いても香りで邪魔をしない、食卓向きの設計だ。

口当たりは軽やかで、日本酒度+3前後のほどよい辛口。中盤にやや丸みのある旨みが乗るものの、後半は潔くキレていき、余韻に甘さを引きずらない。「玄界灘の肴に合う純米吟醸」を蔵が掲げているとおり、魚の塩気や酢の酸味を受け止めて流す役回りがうまい。

冷酒から常温あたりが扱いやすく、冷やしすぎると硬さが出るので10〜13℃を目安にしたい。アルコールは15度前後で、後を引かない軽さも食中酒として効いている。

ペアリングは白身魚の刺身、焼き魚、酢の物、天ぷらなど和食の定番に幅広く対応する。四合瓶2,000円前後と純米吟醸として手頃で、辛口寄りの食中酒を福岡で探すなら堅実な選択肢になる。