勲碧 純米吟醸 夢吟香
愛知県

勲碧 純米吟醸 夢吟香

蔵元: 勲碧酒造
純米吟醸 原料米: 夢吟香 精米歩合 60%
★ 4.1
★★★★・
編集長 丸山評価

スペック

日本酒度
+2
酸度
1.5
アルコール度数
16%
価格目安
1,980円
味わいレーダーチャート
香り甘みキレ余韻個性
4象限ポジション
辛口甘口淡麗濃醇 爽快・キレ系穏やか・優しい系どっしり辛口芳醇・甘口

料理ペアリング

白身魚の刺身 天ぷら 鶏の塩焼き 冷奴

この銘柄のタグ

編集長レビュー

編集長 丸山
日本酒愛好家・延べ1000銘柄を試飲

愛知県江南市の勲碧酒造は大正4年(1915年)創業。地元・尾張の食文化に寄り添う酒を醸してきた蔵で、近年は愛知県が育成した新しい酒造好適米「夢吟香(ゆめぎんが)」を積極的に使いこなしている。2025年には純米大吟醸が「ミラノ酒チャレンジ」で金賞を受けるなど、技術面でも評価を伸ばしている蔵だ。

この「夢吟香」を協会10号系酵母で醸した純米吟醸は、無濾過原酒ならではの瑞々しさが身上。香りは穏やかめで、メロンや青リンゴを思わせる吟醸香がほのかに立つ。一口含むと、夢吟香らしいふくよかな甘旨が前に出て、原酒由来のボリューム感を程よい酸が受け止める。原酒だが重さでもたつくことはなく、後口は思いのほかすっきり引いていく。

冷酒(8〜12℃)で香りと甘旨のバランスが最もきれいに開く。ワイングラスに注ぐと香りが立ち、食前の一杯にも向く。原酒のため度数はやや高めで、冷やしてゆっくり傾けたい。

ペアリングは、白身魚の刺身、塩で食べる天ぷら、鶏の塩焼き、冷奴など。素材の甘みを引き出す淡めの料理と相性が良い。

四合瓶でおよそ1,980円。この価格で無濾過原酒の純米吟醸が楽しめるコストパフォーマンスは魅力的だ。日本酒度・酸度は公式に非公開のため、本記事では純米吟醸クラスの飲み口に整合する参考値を記載している。実際の数値はラベルや蔵の表記で確認したい。